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今回は、先日のDiaryでも少し触れたC-1輸送機の話をしようと思う。
「また飛行機の話かよ」と思われるでしょうが、私の出身校が「都立航空高専」なもので‥‥‥(^_^;)。
Diaryに書いたとおり、この国産の戦術輸送機は、仕様を決定する段階で近隣諸国に脅威を与えないように(というか過
去に行なった侵略戦争をまた繰り返すつもりか、と非難されるのを恐れて?)短すぎる航続距離と小さい輸送量に設定
されてしまったため、結局その後、より航続距離と輸送量が大きい米軍のC-130輸送機を導入することになり、わずか
31機で生産が終了されてしまったという、ちょっと悲しい運命を背負った航空機でもある。
▲2006/01/08 下総基地から入間基地へ帰還途中にTWK付近を飛行するC-1#030号機
というわけで、イラク派遣やパキスタン震災の国際緊急援助隊等の海外空輸任務はすべてC-130の出番で、C-1は国
内のさまざまな任務でちょこまかと(?)活躍しているものの、製造されてからかなりの年月が経過し(初号機初飛行=
1970年、最終031号機初飛行=1981年)、そろそろ退役の時期が近付いてきている‥‥‥。そんな、けなげでいじらし
い(?)C-1の事を私はとてもいとおしく思えるようになってしまいました。
じつは、去年の秋頃からひそかに「フォトギャラリー」みたいなページを少しずつ作っていて、その中に昨年10月に下総
基地で撮影したC-1の離陸シーンの特集を作ったので、それを公開することにしましたので、興味のある方はよかったら
見てください。≫下総基地2005/10/25
ちなみにその制作中のフォトギャラリーのタイトルは「花鳥風翼」と名付けました。花・鳥・風景、そして航空機の写真集
ですが、上にリンクを貼ったページ以外には、昨年末にMFJ埼玉総会で伊香保へ行った時の特集も公開しています。
もう完全にバイクと関係ないページですが、私自身のためのアルバムという感覚で少しずつ作って行きたいと思っていま
す。
それから、C-1の後継機の話もかなり進んできているようなので、興味ない人は無視してまたそのうちここで紹介するつ
もりです(これはある意味「日本のものづくり」の真価が問われるプロジェクトでもあると思うので、私としては興味津々な
んですよ)。
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