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 Column B -2006- 

 TWK店主・小坂政弘が書きたいことを勝手に書き込んでいる
自己満足(?)のページです。いつの間にか「コラム」というより
「フォトエッセイ」って感じになってますが‥‥‥。
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2006年4月24日 月曜日
No.30 一流の「考える葦」
TWKでは常時「J-WAVE」をかけっぱなしにしているのだけど、先日の「Growing Reed」という番組(毎週日曜24:00〜 25:00)でとてもいい話を聞くことができた。

この番組は、各界の著名人をゲストに迎え、V6の岡田准一との対談形式でその日のテーマに沿った話を聞き出すとい った内容なのだが、この日のゲストは将棋の羽生善治氏で、テーマは「勝負の分かれ目を教えて下さい」というものだっ た。

この時間帯はだいたいいつもパソコンに向かって仕事しているので、はじめのうちは別に真剣に聞いてたわけではなか ったのだけど、「勝負事に運やツキは付きものだけど、それには実力が伴っていないと駄目。実力があってはじめて運を 呼び込むことができる」というような言葉が聞こえてきたので、思わず仕事の手を止めて聞きこんでしまった。

そして「進歩の過程っていうのは、キレイに斜め上がりのものじゃない。やってもやっても進歩しなくって、それでも続け ていれば、ある時突然上のステージに突き抜ける。停滞が続いた時に、どれだけ自分を信じて努力を続けることができ るかが大切だと思う」という言葉には「そう、その通り!」と思わずうなずいてしまった。

‥‥‥将棋の世界でも、どんなスポーツでも、頂点を目指すには努力あるのみ、ってことなんですね。やはり一流の人 の言葉には重みがあるなぁ、と再確認させられ、とても心に響いた話でした。

(番組の終了間際「羽生さんはいろんなジャンルの一流の人たちと会って話する機会が多いと思うんですが、そういう人 たちに共通するものってありますか?」という問いに対し「そうですね、小細工をしない。ずるい方法とかを考えずに堂々 と実力で勝負するという感じですね」と答えたのが特に心に刻まれました)

J-WAVE 「Growing Reed」のサイトから放送内容の抜粋がご覧になれます(TOP→Past Growing→2006/04/23放送 分)。
この番組は「人間は考える葦である‥‥‥」というナレーションから始まるのだけど、自分もいつまでも「成長する葦」で あり続けるために「一流の人」の言動に触れる機会をなるべく多くしたいものだと改めて思った次第です。

そういえば「葦」で思い出すのは、昔スーパークロスのサイトの英文を翻訳ソフトにかけたところ「チャド・リード」(選手名) が「Chad・葦」って出たこと(^_^;)。
翻訳ソフトってほんとバカ(?)なのですげー笑える。ロードの「ロリス・カピロッシ」なんか「キツネザル・Capirossi」だから ね(←ある意味当たってるけど!?!?)。


というわけで、写真はTWK近くの第二大場川の葦でした。

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