4月15日・16日の二日間は、東京・築地のMFJ本部会議室で行なわれた「FIMトライアルセミナー」に出席してきました。
このセミナーは世界選手権トライアルの競技監督や審査委員に必要となるFIMトライアル競技役員ライセンス取得及び
FIM競技規則修得のため開催されたもので、ウイダー日本グランプリの運営にかかわる17名の受講者が参加し、フラン
スからFIMトライアル副委員長のジャン・マーク・クルミエール氏を講師に迎え開催されました。(ライセンスの有効期間
は3年間とのことで、私は今回初めての受講だったのですが日本ではこれが3回目の開催という話でした)
内容は、1日目と2日目の午前中でFIM規則書の内容に関する講習、そして2日目の午後に筆記試験を行なって終了。
その試験の結果が基準以上であれば後日ライセンスが発給されるというもので、この2日間は学生の頃でもこんなに勉
強した事はなかったんじゃないかと思うくらい机に向かいっぱなしでした。
特に1日目なんかは朝10時に講義を開始して、お昼休み(1時間)と3時の休憩(15分)をはさんだだけで6時過ぎまでみ
っちりと講義を受け、夕食後ホテルのロビーで受講者7〜8人が一緒になって夜中12時過ぎまで「復習」を行なったりと、
まさに“規則書漬け”の2日間でしたが、この莫大な量の英語とフランス語で書かれた資料を日本語に訳す作業を行なっ
た方の労力を考えると、受講する側の苦労なんて屁でもない(下品な表現ですみませんm(_ _)m)と思ってしまいました。
え?試験の出来はどうだったかって!?‥‥‥ご心配なく。テストは資料を見ながらでOKなので、学生時代から「暗記
もの」が大の苦手だった私でも、なんとか「0点」だけは免れたと思います!?!?
それでも資料がとにかく多いので、問題の事例の答えが資料のどの部分に記載されているのかを探し出すのが大変で
したが、試験の結果で落とされることはまずないという話だったので、たぶん大丈夫でしょう(^_^;)。
MFJ本部に行くのは実は今回が初めてだった私ですが、開通して間もない「つくばエクスプレス」に初めて乗りました。
「三郷中央駅」から「秋葉原」までわずか20分!!そしてその乗り心地も、レールの継ぎ目の「ガタン、ガタン」という音
がまったくないうえ車体の防音性にもかなり気を遣っている様子で、まさに「高級車」の快適さ。
「シュイィーーーン」っていう感じの音で滑るように走って行くので、ジェット機に乗ってるかのような錯覚を覚えるが、たま
にすれ違う反対方向行きの同型車両を見ると「え!?この電車ってあんな“昆虫の顔”みたいな無骨なデザインしてる
の!?!?」と現実に引き戻されてしまったりして‥‥‥。
ちなみにTWKから三郷中央駅までは約4km。行く時は車で送ってもらったので10分かからなかったのですが、帰りは運
動を兼ねて歩いてみたら、1時間近くかかってしまいました。(←その間に秋葉原行って戻ってきて、さらにもう一回行け
るじゃん!?)
でも、歩くのは好きなので、いい運動と「社会見学」にもなって、なかなか楽しかったですよ。
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